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ナショナル・シアター・ライブ 『ライフ・オブ・パイ』

5/21(日)先行上映トークイベント 

​登壇者:伊藤雅子さん(舞台美術家)x 山口宏子さん(朝日新聞社 記者

5/26(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほかで公開になる『ライフ・オブ・パイ』を一足先にお楽しみいただける先行上映イベントの開催が決定しました。先行上映イベントは5/21(日)にTOHOシネマズ 日本橋にて開催で、本編上映前には舞台美術家・伊藤雅子さんと、朝日新聞社記者・山口宏子さんをお招きしてトークイベントも開催します。

本作は、ベストセラー小説の唯一無二の舞台化で、パペット、マジック、ストーリーテリングが見事に融合し、オリヴィエ賞で主演男優賞(ハイラム・アベセカラ)、新作演劇賞、舞台装置デザイン賞、照明デザイン賞、助演男優賞の5部門を受賞、特に主人公と一緒に漂流するベンガルトラを演じた7名のパペティアが助演男優賞を受賞したことは快挙として話題になりました。先日発表になったトニー賞でも演出家マックス・ウェブスターが演出賞にノミネートされたほか、装置デザイン賞、衣裳デザイン賞、照明デザイン賞、音響デザイン賞の5部門でノミネートされました。ぜひお友達もお誘いの上、ご参加ください!

【トークイベント概要】

日時: 5月21日(日) 

 11:30-12:00 トークショー(30分)

 12:00‐12:10 休憩(10分)

 12:10-14:29 本編(139分) 

場所:TOHOシネマズ 日本橋

ご登壇者:伊藤雅子(美術家)

山口宏子(朝日新聞 記者・司会進行を兼ねる) ※敬称略

お座席販売スケジュール: 鑑賞希望日の2日前0時から劇場HPにてご購入が可能

NTL 2023 Life of Pi - The Company of Life of Pi (2) (Photo by Johan Persson)low.jpeg

トークゲスト プロフィール

伊藤雅子(いとう まさこ)

東京造形大学卒後、舞台美術家松井るみ氏に師事

2003年度文化庁在外研修留学制度研修員として1年オランダに留学

伊藤熹朔賞本賞、読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、紀伊國屋演劇賞など受賞多数。

「審判/失踪者」(松本修演出)「エドワード・ボンドのリア」(白井晃演出)「サロメ」(宮本亜門演出)「真田十勇士」(宮田慶子演出)「ジュリアス・シーザー」(森新太郎演出)「黒蜥蜴」(デビッド・ルボー演出)「友達」(加藤拓也演出)など

http://www.masakoito.com/

 

山口宏子(やまぐち ひろこ)

1983年朝日新聞社入社。東京、西部(福岡)、大阪の各本社で、演劇を中心に文化ニュース、批評などを執筆してきた。編集委員(演劇担当)、論説委員(文化・メディア担当)も務めた。2003~04年、早稲田大学演劇博物館客員研究員。武蔵野美術大学・日本大学非常勤講師、東京都立総合芸術高校の特別専門講師として、演劇概論や批評研究などの授業を受け持っている。共著に『蜷川幸雄の仕事』(新潮社)。

リンゼイ・ターナー演出『るつぼ』

4/8(土)先行上映トークイベント 動画でご覧いただけます

​登壇者:広田敦郎さん(翻訳家)x 柏木しょうこさん(映像・英米文学翻訳家)

トークゲスト プロフィール:

広田敦郎 (ひろた・あつろう)

劇団四季、TPTを経て、フリーランスの戯曲翻訳者として活躍。英語圏演劇の古典・新作から非英語圏の作品まで、幅広く翻訳を手掛けている。2009年、トム・ストッパード作『コースト・オブ・ユートピア』(蜷川幸雄演出/シアターコクーン)の翻訳により第2回小田島雄志翻訳戯曲賞。2013年アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)グランティ。近年の翻訳上演作品にトム・ストッパード作『レオポルトシュタット』(新国立劇場)、アーサー・ミラー作『セールスマンの死』(PARCO劇場)『みんな我が子』『るつぼ』(Bunkamuraシアターコクーン)、テネシー・ウィリアムズ作『地獄のオルフェウス』(Bunkamuraシアターコクーン)『西洋能 男が死ぬ日』、(BNAW)サイモン・スティーブンズ作『FORTUNE』(パルコ・プロデュース)、アレクシ・ケイ・キャンベル作『ブラッケン・ムーア』(シアタークリエ)『The Pride』(PLAY/GROUND Creation)、カレル・チャペック作『母』(オフィスコットーネ)など。

 

司会進行 プロフィール:

柏木しょうこ(かしわぎ・しょうこ)

映像・英米文学翻訳家。演劇界から映像翻訳家へ。主な翻訳作品にドラマ「ブレイキング・バッド」(字幕)、映画「ホロウ・クラウン 嘆きの王冠」(全話)、映画「ライトハウス」(吹き替え)など。NTライブの字幕や書籍の翻訳も手掛ける。

ジェイミー・ロイド演出 最新作 『かもめ』

2/10(金)公開記念トークイベントの動画はこちらから 

​登壇者:鈴木裕美さん(演出家)x 上野紀子さん(演劇ライター)

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トークゲスト プロフィール

鈴木裕美 (すずき・ゆみ)

1982年、日本女子大学在学中に「自転車キンクリート」を結成。「自転車キンクリートSTORE」を含め、ほとんどの公演を演出。現在は小劇場から大劇場、ストレートプレイ、ミュージカル、ダンスと多種多様なジャンルで精力的に活動中。
2011年より個人ユニット「鈴木製作所」を立ち上げ、『ノミコムオンナ』を製作。
最近の主な演出作品に『かもめ』、『フローズン・ビーチ』、『絢爛とか爛漫とか』、『サンセット大通り』、ミュージカル『ゴヤ-GOYA-』、『陰陽師 生成り姫』、『富士見町アパートメント2022』、『ひとつオノレのツルハシで』などがある。
2023年春、ミュージカル『マリー・キュリー』上演予定。


第35回紀伊國屋演劇賞個人賞、第8回・15回・18回読売演劇大賞優秀演出家賞、第10回千田是也賞、第33回菊田一夫演劇賞、07年ミュージカル・ベストテン演出家賞、第61回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

司会進行 プロフィール:

上野紀子(うえの・のりこ)

演劇ライター。桐朋学園芸術短大演劇科、劇団文学座附属演劇研究所卒。演劇誌、演劇ウェブサイト、公演プログラム等で執筆。平成20年度文化庁海外研修で1年間韓国ソウルに滞在。韓国現代戯曲の翻訳も手掛ける。日韓演劇交流センター専門委員。

トム・ストッパード最新作 『レオポルトシュタット』

2023/1/7(土)開催の公開記念イベント 動画はこちらからご覧いただけます

登壇者)小川絵梨子さん(新国立劇場演劇芸術監督)

    那須佐代子さん(女優)

司会進行)大堀久美子さん(編集者)

【登壇者プロフィール】

小川絵梨子 (おがわ・えりこ)

2004年、ニューヨーク・アクターズスタジオ大学院演出部卒業。06~07年、平成17年度 文化庁新進芸術家海外派遣制度研修生。18年9月より新国立劇場の演劇芸術監督に就任。 近年の演出作品に、『管理人』『レオポルトシュタット』『ダディ』『アンチポデス』『ダウト~疑いについての寓話』『検察側の証人』『キネマの天地』『ほんとうのハウンド警部』『ユビュ王』『ART』『タージマハルの衛兵』『死と乙女』『骨と十字架』『WILD』『熱帯樹』『スカイライト』『出口なし』『マクガワン・トリロジー』『1984』『FUN HOME』『The Beauty Queen of Leenane』『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『CRIMES OFTHE HEART-心の罪-』『マリアの首-幻に長崎を想う曲-』『死の舞踏/令嬢ジュリー』『コペンハーゲン』『スポケーンの左手』『RED』『夜想曲集』『星ノ数ホド』『ザ・ヒストリーボーイズ』『暗いところからやってくる』『ロンサムウェスト』など。

2023年1月18日~2月6日シアター風姿花伝で『おやすみ、お母さん』の翻訳・演出を担当する。

那須佐代子(なす・さよこ)

1989年から2013年まで劇団青年座に在籍し、退団後も舞台を中心に活躍。2012年に紀伊國屋演劇賞個人賞、2021年には読売演劇大賞優秀女優賞を受賞している。シアター風姿花伝の支配人も務める。近年の主な出演作に、【舞台】「レオポルトシュタット」「ザ・ウェルキン」「三十郎大活劇」「ダウト~疑いについての寓話」「検察側の証人」「キネマの天地」「オスロ」「ミセス・クライン」「リチャード二世」「アルトゥロ・ウイの興隆」「終夜」「チック」「春のめざめ」「女中たち」、「まさに世界の終わり」、「ヘンリー五世」「THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE」「クライムズ・オブ・ザ・ハート」「春のめざめ」「炎 アンサンディ」など。

2023年1月18日~2月6日シアター風姿花伝で『おやすみ、お母さん』に出演予定。

【司会進行プロフィール】

大堀久美子(おおほり・くみこ)

東京都出身。(株)角川書店に勤務後、フリーランスの編集者・ライターとなる。新聞や雑誌、書籍の企画・編集・取材・執筆の他、演劇(PARCO劇場、シアターコクーン他)や映画などのパンフレット編集を数多く手掛けている。「尾上そら」の筆名で関連媒体への寄稿も多い。現在、新国立劇場演劇公演パンフレットに「日本の劇場」を連載中。文化施設から劇集団、表現者などの別なく国内各地に足を運び、幅広く取材・執筆活動を展開している。

『ブック・オブ・ダスト〜美しき野生〜』

5/14(土)公開記念イベントご報告

英国文学ベストセラーシリーズの最新作の舞台化作品『ブック・オブ・ダスト〜美しき野生〜』の公開記念トークイベントが、5/14(土)にTOHOシネマズ 日本橋で開催されました。

トークイベントには、日本の演劇界で舞台美術家として活躍し、ご自身もNTLiveを発信する英国で演劇を学んだご経験がある松生紘子さんと英国演劇と英国文学に造詣の深い東京大学教授の河合祥一郎先生が登壇くださり、作品について詳しく語ってくださいました。作品を観る前でも観た後でも、そう言うことか!と、一層作品を楽しめる情報などもあり、以下よりご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。

【登壇者プロフィール(敬称略)】

 

松生紘子(まつお・ひろこ) 

舞台美術家。

大阪芸術大学卒業後、劇団四季に8年間在籍し日生名作劇場「桃次郎の冒険」「王子とこじき」「冒険者たち」等の装置デザインを手掛ける。舞台美術家・土屋茂昭氏に師事。2009年渡英。Royal Central School of Speech and Dramaにて空間デザインの修士課程を納め、2014年までロンドンを拠点にヨーロッパ各地で活動。現在は日本でオペラ、ミュージカル、ストレートプレイ、2.5次元作品を数多くデザインしている。

大阪芸術大学舞台芸術学科、日本大学芸術学部演劇学科にて非常勤講師。『Dance with Devils』にて「第44回伊藤熹朔賞」奨励賞受賞、『舞台少女ヨルハVer1.1a』で「第1回伊藤熹朔記念賞」本賞を受賞。

 

河合祥一郎(かわい・しょういちろう)

東京大学教授。ケンブリッジ大学と東京大学より博士号取得。

著書に『ハムレットは太っていた!』(白水社、サントリー学芸賞受賞)、『あらすじで読むシェイクスピア』(祥伝社)、『謎解き『ハムレット』』(ちくま学芸文庫)、『シェイクスピアの正体』(新潮文庫)ほか。シェイクスピア新訳を角川文庫より刊行中。読売演劇大賞投票委員、放送文化基金放送文化基金賞テレビドラマ審査委員長、彩の国シェイクスピア・シリーズ企画委員会委員長。

ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)が日本に上陸以来、NTLiveの日本公開の作品について一般の観客向けに「語る会」を実施し、英国演劇の解釈や知識などをわかりやすく普及している。

4/23(土)先行上映イベントご報告

5/13(金)からの公開に先駆け、ゲストにフィリップ・プルマンの大ファンだという作家の村山由佳氏を招き、NTLiveや演劇に詳しい東京大学教授の河合祥一郎氏が進行役として本作の魅力に迫るトークイベントを実施しました。

その模様をまとめた動画を公開しましたので、ぜひ5/13からの公開前にcheckしてください!!

ご登壇ゲストプロフィール

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村山由佳(むらやま・ゆか) 

 

作家

1964(昭和39)年、東京都生れ。立教大学卒。1993(平成5)年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞受賞。2009年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞を、2021(令和3)年『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞を受賞した。他の小説に『おいしいコーヒーのいれ方』『放蕩記』『天翔る』『ワンダフル・ワールド』『嘘 Love Lies』『ミルク・アンド・ハニー』『燃える波』『雪のなまえ』など。エッセイに『猫がいなけりゃ息もできない』『命とられるわけじゃない』などがある。

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河合祥一郎(かわい・しょういちろう)

 

東京大学教授。ケンブリッジ大学と東京大学より博士号取得。

著書に『ハムレットは太っていた!』(白水社、サントリー学芸賞受賞)、『あらすじで読むシェイクスピア』(祥伝社)、『謎解き『ハムレット』』(ちくま学芸文庫)、『シェイクスピアの正体』(新潮文庫)ほか。シェイクスピア新訳を角川文庫より刊行中。読売演劇大賞投票委員、放送文化基金放送文化基金賞テレビドラマ審査委員長、彩の国シェイクスピア・シリーズ企画委員会委員長。

ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)が日本に上陸以来、NTLiveの日本公開の作品について一般の観客向けに「語る会」を実施し、英国演劇の解釈や知識などをわかりやすく普及している。

作品情報はこちら

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